ランチェスターの法則~弱者が強者に勝つために~
コラム 2017年9月9日 土曜日こんにちは。
香川県高松市 株式会社ダックス会計/吉田貴志税理士事務所の吉田です。
皆さんは、『ランチェスターの法則』をご存知でしょうか?
耳にしたことがある方も多いかもしれません。
元々は、第1次世界大戦の頃にイギリスのフレデリック・ランチェスター
によって発表された軍事用の数理モデルなのですが、今や経営戦略として
応用されている理論です。
では、市場における「弱者」である中小・零細企業が取りうる戦略とは、
具体的にどのようなものになるでしょうか?
1.局地戦に持ち込む
資金と人員の少ない中小企業は、商圏を広げても対応できません。
営業エリアを絞り込んだ方が、少ない人員で効率的に営業できるため有利です。
2.接近戦に持ち込む
中小の強みは【お客様にとって身近である】ことです。
大企業にはできない身近な営業を心がけましょう。
(当事務所は、「お客様の所へは必ず主宰税理士である私自身がお伺いします!」
という方針で営業を行っています。)
3.一騎討ち
資金力に劣る中小企業は、総力戦では大企業には勝てません。
力の分散を避け、得意分野に集中しましょう。(それがニッチであればあるほど
有利です。)
いかがでしょうか?
少し前に流行ったTVドラマではありませんが、
「弱くても勝てます!!」
これって結構真実だと思うんです。
皆さんの会社が、*桶狭間における『織田信長』になれますように・・・
*桶狭間の戦い
永禄3年5月19日(1560年6月12日)、桶狭間(現・愛知県名古屋市緑区)
尾張地方を我が物にしようと駿河から25,000人の兵士を率いて進行した
今川義元に対し、尾張で権力を持っていた織田信長が迎え撃った。
今川軍の25,000兵に対し、織田軍はわずか2000兵~3000兵。
数では圧倒的に劣勢な戦いだったが、見事、織田軍は今川義元の首を取り
勝利したとされている。
香川県高松市の税理士・会計事務所
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