ふるさと納税のルールが10月から変わります!
コラム 2023年9月6日 水曜日こんにちは。
香川県高松市 株式会社ダックス会計/吉田貴志税理士事務所の吉田です。
日中はまだまだ暑いですが、朝夕吹く風に少し秋を感じますね。
ところでみなさん、ふるさと納税はされてますでしょうか?
北海道出身の父を持つ私も、中国の禁輸を受けて苦しい立場にある北海道の漁業関係者のみなさんを応援する意味も込めて、先日、魚介類を返礼品に選んで北海道のとある自治体にふるさと納税しました。
今回は、ふるさと納税のルールが10月から厳しくなる、ということについてお話したいと思います。
改正点は2点あります。
現在、「ふるさと納税の返礼品は調達費用が寄付金の3割以下で、かつ送料などの経費も含めた総費用が寄付金の5割以下」とされています。
この「費用総額」の中に、従来は含まれていなかったワンストップ特例申請書の送料や、寄付金受領書発行費用も含まれるようになる、というのが1つ目の改正です。
もう1つは熟成肉と精米についての改正です。
従来は、加工や製造の主要部分を自治体内で行っていれば返礼品として認められていましたが、10月からは、熟成肉と精米については原材料も同一都道府県内産でなくてはならなくなります。
地場産品のハードルが上がり、返礼品に使用出来る割合も減少するため、10月以降の返礼品のラインナップが変わってしまうかもしれません。
ふるさと納税を検討されている方はお早めに。
香川県高松市の税理士・会計事務所
『あなたのまちの税理士さん』
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